365mm

毎日1mmでも成長し続けるためのヒントやきっかけを集めたブログです。

子供の夜泣きと糖

子供の夜泣きと糖質

 

おはようございます。

マストモです。

 

今日は、子育ての話です。

 

以前より、私は食事療法や栄養療法をまなび、お伝えして来たのですが、

その中でも、話の根幹になっているのが糖質制限です。

 

最近ではテレビでも頻繁に取り上げられるようになっていますので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

糖質制限というのは、その名のとおり、普段の食事から、糖質を無くすことですが、

単純にご飯やパン、麺を無くせばいいというものではありませんのでご注意を。

糖質を取らない分、脂質やミネラルを補う必要があるのですが、この点についてはまた今度記事にしたいと思います。

また、糖質をどれくらい減らすのかは目的によって変わりますので、ただ減らせばいいというものでもありません。実施する際には詳しい方に一度ご相談ください。

 

さて、今回取り上げたいのは、子供の夜泣きと糖質です。

 

何か関係ある??

 

と思われるかも知れませんが、大いに関係ありなようですよ。

夜泣きで悩んでいるパパママが周りにいたら教えてあげてくださいね。

 

で、何がおこっているのかというと、子供も夜間低血糖を起こしているんです。

 

寝る前の食事で、糖質を多くとりすぎていると、寝ている間に高血糖となります。

膵臓は高くなった血糖値を下げようとインスリンを大量に出しますが、これが大抵、血糖値を下げすぎてしまいます。そして、高血糖につぐ低血糖が起こるのです。

 

この現象、大人ではフリースタイルリブレを装着することでわかります。

 

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

 

 



小さい子ではリブレをむやみにつけられないので、実験は出来ませんが、体で起こっている仕組みは一緒です。

 

そして、これがどう睡眠に影響を与えるのかというと、

ジュースによって高血糖になったあと、インスリンがでて低血糖

低血糖は体にとって危険なサインなのでアドレナリンなどのホルモンが分泌され血糖値をあげようとする

→ 分泌されたアドレナリンは攻撃ホルモンとも言われるように、気分の高揚や感情の起伏を激しくしたりします。

→ 睡眠中は通常ならアドレナリンはほとんどされませんが、低血糖によって分泌され、それが夜泣きにつながる……

ということです。

 

 

じゃぁ、どうしたらいいのか。

 

夜間低血糖を起こさないためのポイント

・夕方〜寝る前までにジュース類(果物100%、コーラ、コーヒー牛乳など、甘いもの)は一切飲まない。

・お菓子も同様に夕方〜寝る前は食べない。

・おかず(肉、魚、野菜)を普段より多く食べる。

 

ただ、たっぷり食べていたものを急に辞めるとかなり抵抗されると思うので、まずは半分を目標にするのが良いでしょう。

また、ジュースなどを減らす分、夕食のお肉やお魚、野菜類を普段より多く食べさせると、満腹感で食後のデザートは少なく済みます。果物も、ジュースにしたものではなくて、そのままの物をあげるようにしましょう。食物繊維を一緒に摂れますよ。

 

なお、子供の糖質制限には色々ご意見あるかとおもいますが、中学生まではご飯や麺、芋類はふつうに食べる方が良いかと思います。成長期には、細胞を作るために糖質由来の物質が必要になるからです。高校生とか大学生くらいなら、体も出来上がってきているので、糖質を減らしても良いかとは思います。

 

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、この話は、パパママにも当てはまります。

 

寝かしつけの後、ストレスを感じてケーキやお菓子を食べてませんか?

夜遅くに牛丼がっついてませんか?

面倒だからと、お菓子だけでご飯を済ませてませんか?

 

はい、そうです。

こういった習慣が私たちの睡眠の質に悪影響なことは、もうお分かりですよね?

 

子育ても、パパママが元気でなくては辛いだけ。お子さんもきっと幸せではないはず。

パパママもしっかり眠れるように、寝る前の糖を減らしてみましょう。そうすれば、今よりも良く眠れて、体も元気になりますよ!