『優れたリーダーはみな小心者である』
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
小心者ってどういうことだ!
と、ついつい書店で突っ込まずには居られなかった本書。
リーダーとして大切なことは何か。
ブリヂストン元CEOが贈る最強チームを生む25の鉄則
果たして、小心者とはどういうことなんでしょうか?
『優れたリーダーはみな小心者である』
「繊細さ」をたばねて「強靭なリーダー」になる。これこそが真に強靭なリーダーになる秘訣なのです。
ほほう。「三本の矢」的なやつね。
どんな組織であっても、リーダーとしての基本は1ミリも変わりませんでした。すなわち、誰もが共感する理想を掲げ、メンバーの主体性を徹底的に尊重することに尽きるのです。そのために、メンバーの気持ちを繊細に感じ取りながら、丁寧なコミュニケーションを重ねる。これがすべての基本なのです。
タイ人にも通用するということですから、人間が根底から必要とするリーダーとしてのあり方なんでしょうか。
誠実であれば必ずトラブルは解決する
→まさにそう思います。誠実さがなければ火に油を注ぐようなもの。
「上司は部下を理解するのに3年かかるが、部下は上司を3日で見抜く」と言われますが、これは真理です。
→ほんと、いつも気をつけていないと!
リーダーや経営者の姿勢、発言などが、場の雰囲気を作り、空気を作る。その空気は人間の無意識の部分に影響を与えるんですね。で、人間の無意識の部分って、非常に大きい。行動の95%とかある。そんな大きなところに影響与えちゃうんだから、やっぱり経営者の姿勢、発言には注意しなきゃいけないんです。この職場、なんか雰囲気悪い!とかんじたら、それはリーダーや経営者から変えなければ変わりません。
脱線しました。
戻りますね。
誰もが発言しやすい環境を整える、
これはリーダーが果たすべき重要な役割の1つです。
→場づくり、環境づくり、社員が活躍できる場を用意することが上の務めですね。心理的安全性が最近のキーワードになっていますね。詳しくは『世界最高のチーム』を。
「やってみせる」ことなくして、リーダーシップは発揮できない
→だよね。
色んなリーダーシップの取り方があるとはおもうけど、やっぱり背中を見せる姿勢って大事だとおもう。仮に、言うだけのリーダーシップをしたいなら、それでも良いと部下を納得させる努力が必要です。
さて、いかがでしたでしょうか?
著者が現場で培ってきたリーダーシップ、具体的な事例もあって腑に落ちやすいかったです。研究者の本ではないので、すごく現場に即している感じがあります。論文ベースではないので、その辺の本を好む方には物足りなく感じるかもしれませんが、
主任や課長を任されることになったリーダーや、
リーダー経験のまだまだ浅い方、
逆に、長年のリーダー経験をお持ちの方にとっては、初心を思い出す、リーダーの原理原則を思い出すのにはオススメです。
ぜひ読んでみてください!