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ぬるま湯につかってるあなたにオススメ /『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介 マガジンハウス

 

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悔しい。

ただただ悔しい。

 

そんな感情がふつふつと、沸き起こってきた本。

 

何が悔しいって、

本から伝わってくる圧倒的な行動力、実績。

 

僕はもちろん編集者ではないし、同じ土俵ではない。

でも、それでも、この同じときに、これだけ努力して結果出してる人を

本を通して間近に感じられて、

本を読みながら、いやでも自分と比べてしまう。

比べちゃダメでしょって言われるかもしれないけど、

自分は自分でしょって思われるかもしれないけど、

 

この本を読みながら自分をふりかえってみると、

ぬるま湯に浸かってきた自分が情けなく、そして恥ずかしくなる。

 

しかしそれと同時に、やろう、もっとやろうとテンション上がってる自分がいる。

これはいわゆるエナジードリンク効果なのか?

まぁそうかもしれないがそうでもない気がする。

 

この本は、単なる自己啓発書ではない。

著者の行動原理、考え方、価値観だ。

それらが、今の自分との違いを圧倒的に感じさせ、

そのギャップに気がつくから、テンションがあがるのだ。

理論づくめで、論文ベースの自己啓発書とは違う。

沸騰してるんじゃないかと思うほどの血が通う、

そういう生々しい感覚を読者に感じさせてくれる、

極めてリアルな本だ。

 

 

 

 

この本の正しい使いかたは、鏡のようにつかうことだと思う。

 

つまり、自分と著者を見比べて、その差を見つける。

どこを自分に取り入れるかはそれぞれの自由だが、

今の時代にどうやって生き残るか、

どうやって圧倒的な実績を作るか、

どう考えたらいいのか、

今の時代にあった行動原理をここから吸収したらいい。

 

引用したいことは山ほどあるが、

 

「熱狂せよ」

 

これに尽きる。

 

著者の仕事論として、

「量量量!」

「スピードスピードスピード!」

ともあるが、

やっぱりこの行動原理にあるのは、

その仕事に熱狂できるかどうか。

 

著者が好きな言葉として出てくる、

「努力は夢中に勝てない」

 

この言葉が表すように、

熱狂しているもの、夢中になっていることに対しては、

人は自然とやる。

時間も忘れて、とにかくやる。

 

一方、努力って、

心の中ではいやだったり感じることを、

ただただ我慢してやるっていう印象がある。

やっぱりそれでは勝てないんだ。

 

夢中になって、それを面白がってやる人にはやはり敵わない。

 

あなたが夢中になれるものはなにか?

熱狂できることは何か?

 

是非一度かんがえてみよう。

心の動きをかんじてみよう。

 

著者 箕輪厚介氏の熱量を感じる本書、

大変おススメです。

 

安定に身を任せてしまっったあなたに、

一発殴られたいあなたにオススメの本です。

 

今のぬるま湯が、

冷たく感じ始め、

このままでは危ない!

と気づかせてくれることでしょう。

 

 

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷