『超一流になるのは才能か努力か? 』アンダース・エリクソン著 (文藝春秋)#00009
こんにちは。
マストモです。
今日も1mmでも成長に繋がることをシェアしていきます。
今日の欲求はこちら。
「今、凡人だけど、やっぱり超一流になりたい!!!! 」
超一流というと……
・お金持ち
・時間に余裕がある
・幅広く教養がある
・ある分野でずば抜けた業績を持っている
・話が面白い
・上質な服を着ている
・人との接し方が柔らか
などなど想像しちゃいますね。
その中でも、今回は、
群を抜く才能の作り方について見ていきます。
『超一流になるのは才能か努力か? 』アンダース・エリクソン著 (文藝春秋)
- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ざっくりいうと、
限界ギリギリの所の負荷をかけ続けると、脳がそれに適応し、また、心的イメージも出来上がってきて、さらにうまくできるようになる。
著者アンダース・エリクソン氏は、30年以上にわたって、スポーツや音楽などあらゆる分野における超一流たちのパフォーマンスを科学的に研究し、その中から、トッププレーヤに共通の練習法「現界的練習(deliberate practice)」理論を見出し、それについて紹介する。
「超一流」への鉄則
鉄則①自分の能力を少しだけ超える負荷をかけ続ける
鉄則②「これで十分」の範囲にとどまっていると、一度身につけたスキルは落ちていく
鉄則③グループではなく、一人で没頭する時間を確保する
鉄則④自分の弱点を特定し、それを克服するための課題を徹底的に繰り返す
鉄則⑤練習を「楽しい」と感じていては、トッププレーヤーにはなれない
鉄則⑥これ以上集中できないと思った時点で練習や勉強は打ち切る
鉄則⑦上達が頭打ちになった時は、取り組むメニューを少しだけ変えてみる
鉄則⑧即座にフィードバックを得ることで、学習の速度は劇的に上がる
鉄則⑨オンの時間とオフの時間をはっきり分け、1日のスケジュールを組む
鉄則⑩どんな能力も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量できまる
目的のある練習の4つのポイント
1。目的のある練習には、はっきりと定義された具体的な目標がある
2。目的のある練習は集中して行う
3。目的のある練習にはフィードバックが不可欠
4。目的のある練習には、コンフォートゾーン(居心地のいい領域)から飛び出すことが必要
常に自分に負荷をかけ続けていないと、身体は以前とは水準こそ違うものの、新たなホメオスタシスに落ち着き、改善は止まってしまう。
身体機能の改善を続けたければ負荷はかけ続けなければならないが、コンフォートゾーンをあまり声すぎると身体を痛めるなど逆効果になる。
心的メージとは、脳が今考えているもの、概念、一連の情報など具体的あるいは抽象的な対象に対応する心的構造のことである。
心的イメージについて1つ重要なのは、それが「特定の分野に限られたもの」であることだ。すなわち、練習した技能にしか当てはまらないのだ。
1万時間の法則の最後の問題点は、グラッドウェル自身がそう書いたわけではないが、多くの人がそれを「1万時間練習すれば、誰でも特定の分野のエキスパートになれる」と保証するものだと受け取ったことだ。
本書の前半では、限界的練習の理論や具体的な練習法について説明してあり、後半はその継続方法や子供の才能の伸ばし方にも触れられています。
これからもっと自分を伸ばしたい!
今の業界や、スポーツでもっといい成績残したい!1位になりたい!
という方は必読です。
ではまた。
- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る