ビジネススキルをフェルメールで鍛える! (フェルメール展に行ってきた)
世界のエリートがすなる「美術鑑賞」をしてきた。
今日はフェルメール展。
場所は上野の森美術館。
西洋美術館とか新国立新美術館とかと比べれば規模は小さいが、いつも興味をそそる企画を行なっている美術館だ。最近だと、「世界を変えた書物展」は本好きの僕にはホームランだった。
さて、今回はフェルメール。
僕は美術系大学出身でもなければ、
画家でもないし、
油彩だってやったこともない、素人。
なのでフェルメールについてどうこうウンチクをたれるのは、
ここではやめておきます。
とはいえ、
「フェルメール? あの〜、あれでしょ、あれ…… えっと、何だっけ?」
ともやもやしているあなたのために、こちらをご用意しました。
そうです、この左に写っている『牛乳を注ぐ女』!
きっとどこかでみたことがあるはず。
むかーし、少年ジャンプの広告で、
「構図としてどちらが正しいでしょう?」
みたいなのをみた記憶があるんですが、覚えてる方いらっしゃいますか?
ってか今もあるのかな。
ちょっと話はずれちゃいましたが、
肝心のフェルメールの絵については少し思い出してもらえましたか?
今回のフェルメール展、もちろんメイン展示はフェルメール作品、9点。
展示は最後の最後に「フェルメールルーム」と題して、広々展示してあります。
『マルタとマリアの家のキリスト』
『取り持ち女』(2019年1月9日から)
『牛乳を注ぐ女』
『ワイングラス』
『真珠の首飾りの女』
『手紙を書く女』
『赤い帽子の娘』(2018年12月20日まで)
『手紙を書く夫人と召使い』
今回、美術鑑賞にあたって、新たに意識したことは次の二つ。
・何が書いてあるか、一つ一つ観る。(描かれているものを一つ一つ言語化する。
・作品から感じた印象や解釈と、その理由が絵のどこにあるのか結びつける
なお、この鑑賞方法はこちらの書籍を参考にしています。
「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?」(岡崎大輔 著 SBクリエイティブ)
こちらの本で紹介されている美術鑑賞法、VTS(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ)によって、
複合的能力、たとえば観察力、批判的思考力、言語能力などを伸ばす効果があると実証されているとのこと。
こちらのブログでも、
少しでも成長したい成長欲求のある人や、
部下を持つリーダーや経営者を対象として書いていますので、
VUCAの時代に必要な、ロジカルじゃない、直感的な部分を伸ばしていくためにはどうすればいいのか
探っていきます。
本題に戻ります。
今回、このVTSで鑑賞したのは初めてだったのですが、
私なりに鑑賞して感じたことや考えたことを書いてみようと思います。
素人解釈なので、超浅はかかもしれませんが、お許しください笑
僕はこの絵から「明日へ向かう希望」もしくは「未来への抱負」を感じました。
どういういう事実からそう感じたのかというと、
・室内に差し込む窓からの光
・室内は窓からの光だけ
・光の方に向かって明るめな表情を向けている
・壁にかけられたヨーロッパの地図
の4点。
これらから想像して、
「今はまだ少しつらいところにいるけど、明るい未来に向かって、世界に(社会に)出ていくんだ」
と想像したのです。
あなたはどう感じましたか?
宜しかったら感じたこと、解釈をシェアしてくださいね。
解釈はみんな違い、上下も、正解も不正解もないんだとここで経験しましょう。
ではまた。
できない自分からの脱皮! 『1日5分 「良い習慣」を無理なく身につける できたことノート』 永谷研一 著 (クロスメディアパブリッシング) #00012
今日もご覧いただきありがとうございます!
今日も1mmでも成長して、
ライバルに差をつけましょう!
今日の本はこちら
『1日5分 「良い習慣」を無理なく身につける できたことノート』 永谷研一 著 (クロスメディアパブリッシング)
https://itunes.apple.com/jp/book/1%E6%97%A55%E5%88%86-%E3%82%88%E3%81%84%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%82%92%E7%84%A1%E7%90%86%E3%81%AA%E3%81%8F%E8%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B-%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88/id1140002361?mt=11&uo=4&at=1010IPAu
人間って、ないものとか、できないことについつい目がいってしまう生き物。
綺麗な丸いお皿も、欠けていればきになるし、
テストで95点をとっても、できた95点ではなく、できなかった5点に注目してしまう……
そしてこの見方を他の人にもやってしまう。
「こういうところができていない」って。
今まで僕もそうやっていきてきましたけど、
やっぱりこういうのってつらいと思うんです。
「自分はできない」と認めなくちゃいけないし、
できない自分と向きあわなければならない。
自分をありのままに受け止めるって、なかなかできないもんです。
さてそんな、自分と向き合えない人が向き合えるようになり、成長できるノート術がこちら、「できたことノート」。
「自己肯定感」を育て、「振り返る力」を高めることで、さまざまな習慣を無理なく定着させる方法、「できたことノート」を紹介します。
この本はこんなお悩みの方におススメです。
・自分に自信がない
・自分を変えようと色々試してみたけどうまくいかない
・自分の人生が楽しくない
・仕事、家事、勉強が楽しくない
・もっとできる自分に成長したい人
では早速内容をみてみましょう。
「できないこと」に目を向けても落ち込むだけです。でも1日の終わりに「できたこと」を振り返ると、確実に自分が変わってきます。
みなさん、どうしても「足りない部分」「欠けた部分」が気になってしまいます。これは人間の特性です。
この「思い込みによる心のフタ」は誰もが持っています。「純粋な心」に気づかず、「自分はこういう人間だ」という思い込みの姿を表に出して、私たちは毎日を送っているのです。(中略)このフタを開ける方法は「自己肯定感が高い状態をつくること」。
いわば「行動改革をもたらす思考法」。それがクリティカルシンキングです。
クリティカルシンキングの問いかけ 「果たして本当にできたと言えるのか?」
「できたこと」を見つけ続けることでわかってくることがあります。それは自分の「ありたい姿」です。
この「ありたい姿」を確認することが大切な理由は、それがモチベーションの源泉となるからです。
できたことノートを具体的にどうやってすすめていくかは、本書をご確認くださいね。
このできたことノート、やるのはPCやスマートフォンではなく、
実物のノートとペンでやった方がいいと思います。
なぜなら、手書きの方が何倍も頭に残るからです。
それに、特に最初のことは言葉がなかなか思うように出てきませんから、
絵を描いたり、線を引いたりして、表現したくなるはずです。
スマホとかだと、綺麗な文字で残るのはいいのですが、
そういった悩んだ跡、だったり考えた跡というのが綺麗になくなってしまいます。
後から振り返った時に、その時の自分を再体験するには、やはり手書きがオススメです。
さて、いかがでしたでしょうか。
本書の「できたことノート」で、
自分を認め、自己肯定感を高めて、自分のありたい姿を掴んでみませんか?
毎朝起きるのが楽になりますよ!
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売上げを安定的に伸ばすには、これです。『優良顧客を逃がさない方法 利益を伸ばすリテンションマーケティング入門』大坂祐希枝 著 (ダイヤモンド社)#00011
ご覧いただきありがとうございます。
さて、今日も1mmとはいわず、
2mmでも10mmでも成長していきましょう!!
モノが売れにくいこの時代に、
それでも会社の売り上げを伸ばしたい!
売上げが落ちてきているけど、どうしたらいいんだ!
売上げの下げが止まらない~~~!
そんな悩みをお持ちの方にはぜひ読んでいただきたい本をご紹介します。
今日の本はこちら
『優良顧客を逃がさない方法 利益を伸ばすリテンションマーケティング入門』大坂祐希枝 著 (ダイヤモンド社)
最近よく見かけるようになったビジネスモデルといえば、サブスクリプション型、つまり毎月定額のサービスですよね。
新聞や携帯電話などは昔からあったモデルなんですが、
「Apple Music」や 「LINEミュージック」などの音楽配信サービスは新しいですね。
「時代はサブスクリプションだー」と言わんばかりの本が並ぶ中、
今日の本は「日本型エンゲージメント(顧客との深いつながり)を作る方法」について教えてくれます。
著者は、元はwowowでマーケティングを担当し、4年連続の顧客減から12年連続顧客増を達成した方。wowowという大きな組織を動かしてきたご経験から学べることは多いのではないでしょうか。
この本はこんな方にお勧めです。
・会社でマーケティングを担当している
・会社がサブスクリプション型のビジネスモデルだ
・売上げを安定させたい会社、および個人事業主
では早速内容を覗いてみましょう。
リテンションマーケティングとは(中略)顧客との関係を維持することを意味します。
このゴルフクラブの例で分かるように、会員制ビジネスで重要なのは「目先の会員増」ではなく、「長期利用を前提とした会員増」の視点です。
結局、無料に魅力を感じて入った人は、無料期間が終われば解約してしまうことが多く、そういう人にまた加入してもらうには無料施策を再び実施するしかないのです。
引きとどめるポイントは人の「気持ち」 (中略)人によって違う「気持ち」に応える提案をするからこそ、リテンション時に顧客の気持ちを動かせるのです。
人が、人や企業にロイヤリティを感じる際の重要なポイントは、「自分のことを分かってくれる」だと言われています。
なぜ優良顧客について知る必要があるのか。それは、その会社の優良顧客が、その会社の商品やサービスの価値を最もよく知り、評価する人だからです。(中略)そして、その人たちが評価する価値こそ、その会社がなんのために存在しているのかの回答だと私は考えています。
今、AIだのブロックチェーンだの、最新技術の話題が多いですが、
やはりビジネスの基本は人、なんですよね。
人と人のやり取りですからね。
本書の内容でも、顧客を引きとどめるのは人の気持ちだと書かれています。
ついつい、気持ちの部分って数値化しにくいから避けてしまうんですが、
そこをないがしろにしたビジネスは成長しないんだと教えられました。
是非ご自身のビジネスについても、顧客の気持ちの面を考えてみましょう。
また、本の進行は、著者がたどってきた時系列に大まか沿って書いてあるようです。
wowowがどのように復活してきたのか、
ストーリーとして読めるのも本書の魅力です。
ご自身のビジネスを安定的に成長させたいかた、
右肩下がりの売り上げをV字回復させたいビジネスオーナーの方は
是非お手に取ってください。
編集後記
私自身、調剤薬局で働いていますが、
調剤薬局って、ほとんど立地で決まるんですね。
クリニックに近い、自宅に近い、職場に近い。
競合もそのように薬局を開くので、やはり薬局って近いところに並んでしまう。
クリニックから数メートル近いだけで勝ててしまう、そんな、「立地に依存したビジネスモデル」なんですね。
でも、そんな中で、近いわけでもないのに来てくれる患者さんがいます。
それが薬局にとっての優良顧客なのかもしれません。近くないという不便を乗り越えてきてくださっているわけですから。
なので、こういった顧客がなにに価値を感じて評価してくれているのか、
今一度探ってみる必要がありそうです。