『年収1億円になる人の習慣』山下誠司 著 (ダイヤモンド社)#00006
こんにちは、スガトモです。
突然ですが、あなたはお金持ちになりたいですか?
……
……
……ですよね、なりたいですよね。
お金はあって困ることはないですし、
ふつうに生きていて、お金がもっとあったらな〜と思うことありますよね。
僕も同じです。
お金持ちを夢見て、宝くじを買って見たり、株にかけて見たり、ギャンブルにはまったりすることもありますよね。
でも、やっぱりそういうのって泡銭で、たとえ儲かってもすぐになくなってしまうんですよね。
長続きしないわけです。
そうなると、やっぱり自分の本業で、仕事でしっかり稼ぐことが大切で、なにより現実的かと。
「じゃぁ、どうやったら高収入になれるの?」
そんな疑問にお応えしてくれるのが、今日の本です。
『年収1億円になる人の習慣』山下誠司 著 (ダイヤモンド社)
「誰でもできるけれど、誰もやっていない年収1億円への習慣」
と、帯にもあるように、
誰でもできることを徹底的にやることって、重要だし、
簡単にできるからこそ、みんな、ナメてて、きっちりやる人って少ないんですよね。
僕も普段、スタッフを見ていて、そこをしっかりやる人とやらない人では、全く印象が変わって来ますね。
年収1億円になる人の「時間に対する姿勢」
まず、僕がすぐに取り入れたいと思ったのは、時間に関することです。
彼らは、時間に対して、とにかく早い速い。
「早起き」は1億円以上の得
「超早起き」は30億円の価値を生む
ここでいう早起きとは始業2時間前の出社、超早起きとは始業
4時間前の出社を言っています。
4時間て……
9時始業だとしたら、5時出社ですからね。とんでもなく早い。
ただこれ、本当に色んな人が言っています。
俳優哀川翔さんも、あるジムの経営者も超早起きで、それで成功したとも仰っていました。
名だたる世界のCEOたちも、総じて早朝から活動しています。
本書では「早起きで年収が上がる6つのすごい理由」、「自然と早起きができる3つのコツ」が紹介されていますので、そちらは本を買って確認してくださいね。
僕もまぁまぁ早起きではありますが、ここまでではないです。
早速実践します!!笑
また、時間に関してもう1つ。
仕事は「質」よりも「スピード」
「フライング」なら、なおよし
そう、年収1億円になる人は、とにかく仕事が速い。
締め切りのギリギリに提出することなんてありえなくて、
むしろ、課題を出された瞬間に提出するぐらいの勢いです。
「仕事が遅いのは能力の問題」ですが、「スタートが遅いのは姿勢の問題」
とあるように、頼まれたことにすぐに取り掛かるのって、本人の姿勢なんですよね。
その姿勢から、本気度が伝わってくるってもんです。
出来上がりが多少荒削りでも、本気で、前のめりで仕事をやってくれる人に仕事はお願いしたくなるものです。
これは単に姿勢、スタンスの違いなので、今この瞬間からできること。
先延ばしにして成功している人なんて、聞いたことがないので、
やっぱりこれも即実行ですね!!
年収1億円になる人のリーダーシップ
さて、次に参考にしたいことは、リーダーシップ論です。
年収1億円になるには、ひとりの働きだけではかなり無理があるので、事業主、経営者となることが必要になって来ます。
そこで、重要となるのが、リーダーシップ。
従業員にどう働いてもらうか、どう協力してもらうか。
そんなことが必要になります。
人の気持ちを動かすのは、「本気の姿勢」です。会社を変えたいなら、社長が本気を示すことです。人に動いてもらいたければ、自分が率先して動くことです。
悪いことは1やって10伝わる。良いことは10やって1伝わる。
意見を戦わせる時も、決して相手を論破しようとはしません。部下を打ち負かすリーダーのもとでは、人は育たないからです。最後に必ず「自分が身を引く」ことで、相手の意見を受け止めているのです。
リーダーはクルマ、社員は歩行者
「年収1億円」を達成することができたのは、「相手を認め、相手に任せたから」なのです。優秀な人が成功するのではありません。「優秀な人に支えられた人こそが、成功する」のです。
社長でなくても、管理職やリーダーの役割を担っている人って、必ず周りから注目されています。その人の一挙手一投足が無意識にも周りに少しずつ影響を与えているものです。
時間ギリギリに出社する社長が、部下の遅刻を注意することなんてできないし、そういった社長の背中を見ているので、部下も時間にルーズになるのです。
私の学生時代のバイトでもっとも印象に残っている言葉があります。ホスピタリティ、お客サービスについて大変厳しい飲食店で、接客のリーダーから教わった一言です
「手抜き一瞬、印象一生」
たった一瞬の手抜きが相手に与える印象は一生残る、ということ。
人間誰しも手を抜いてしまうことや、気が抜けてしまうことってありますが、
それを戒めることばです。
私も仕事中に気が抜けることがありますが、そんなときにこの言葉を思い出して、自分に鞭打つことがあります。よかったら参考にしてください。
著者 山下誠司さんは、あの有名な美容室EARTHの取締役であり、ご自身もEARTHを70店舗フランチャイズ展開している経営者です。19歳で美容師となり、24歳でEARTH銀座店の店長。26歳でフランチャイズオーナーとなり、31歳で(株)アースホールディングス取締役就任、と、一気に駆け上がった経営者。きっとかなりの努力家なんだろうと思いますし、その姿勢、真似したいです。
最後に本書に出てくる訓話と、著者オリジナルの「山下の法則」をメモして終わりたいと思います。
性格は顔にでる
生活は体型に出る
本音は仕草に出る
感情は声に出る
センスは服に出る
美意識は爪に出る
清潔感は髪に出る
落ち着きのなさは足に出る
【山下の法則】
人間性は声に出る
基本姿勢は食べ方に出る
生き様は歩き方に出る
センスはフィット感に出る
前向きさは肌質に出る
本性は弱者への態度に出る
家、職場に貼っておこうかな。
では、また。