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『黄金のアウトプット術』 成毛眞 著 #00003

いつもありがとうございます。

マストモです。

 

今日はアウトプットに関する本です。

最近、インプットばかりしていて、情報メタボになってしまっていました。

「アウトプットして、何か価値を生み出したい」

そう思っていたところ、目についたのが今日の本でした。

 

早速中身を見てみましょう。

 

『インプットした情報を「お金」に変える 黄金のアウトプット術』 成毛 眞 著

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まず、この本、表紙に「吐き出せ」と書いてあります。吐き出せと言われると、無理にでも出すとか、溜め込んでいるものを出すとかっていう印象を受けます。それと、やはり「お金に変える」という部分。お金に変えるアウトプットってどんな方法なんだろう?  と気になるところです。

普段読書好きでたくさん本は読んでいるけど、お金に変えられていない人、アウトプットの敷居が高く感じる人、アウトプットする勇気が出ない人、書くこと以外のアウトプットを知らない人に、特におススメの一冊です。

この本では、アウトプットの全体像が語られています。アウトプットの背景、なぜ今アウトプットしなければならないのか、から始まります。それからアウトプットの各論に入ります。書く、話すという代表的なアウトプットのほかに、印象を操作する見た目のアウトプットについても触れられています。

それから、いいアウトプットをするには、いいインプットが必要ということで、そのインプットのソースも紹介されています。話術を学ぶなら落語と、話し上手な店主のいる理髪店だそう。本は10冊同時に読めというのもこの著者ならでは。

少し印象に残った部分をピックアップします。

情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。あなたがやらなければいけないのは、その繰り返しだ。インプットの時代はもう終わっている。これからの時代は、得た知識や情報を、カタチにできるものだけが生き残っていく。

 

AIに奪われる仕事、奪われない仕事が、あちこちで話題になっている。(中略)奪われる仕事と奪われない仕事の違いについてもこれまたあちこちで議論されているが、要するに、人間からインプットを受けて、なんらかの編集をして、アウトプットをする仕事は奪われないということだ。

 

インプットするだけの人が1万人いるなら、アウトプットもしている人は10人にも満たないというのがわたしの実感だ。

 

ゆえに、アウトプットはどんなものでも個性的であり、どんなものでも唯一無二だ。アウトプットすることとは、世に二人といない自己を表現することにほかならない。

 

著者は成毛 眞氏。元 日本マイクロソフト株式会社の代表取締役社長。退任後、投資コンサルティング会社・インスパイアを設立。また書評サイトHONZの代表を務める。著書も多数あり、まさにご自身も情報を吐き出し、たくさんのアウトプットをしていらっしゃいます。

 

さていかがでしたでしょうか。

成長したい、収入を増やしたいと思っている人は多いかと思います。そしてそのために本を読んだり、資格をとったりしているでしょう。インプットをたくさんしてきたはず。でもなかなか収入には繋がらないんですよね。その原因はアウトプットの仕方があるのだと思います。あなたにどんなスキルがあって、どんな経験や知識があるのかは、あなたからアウトプットしなければ周りはわかりませんからね。わからなければ、あなたに相談しようとも、仕事をお願いしようとも思わないでしょう。

まずは書いてみる、話してみる。小さなアウトプットから始めてみませんか?  この本がきっとその背中を押してくれるはずです。

 

 

《編集後記》

じつは 今日の書評、本書に紹介させている書評の型を参考にしました。100字を8ブロックというのが本書で言われていることですが、やってみるとなかなかいいですね。しばらくはこの型で書いていこうかな。

 

 

では、また!